タワーマンションの資産価値って?

タワーマンションの資産価値

分譲マンションを購入する際に気になることはその資産価値です。永住を目的で購入しても、将来のライフスタイルの変化によっては売却や住み替え、または賃貸物件として貸し出す場合も考えられます。不動産は人生の中でもっとも大きな買物と言われています。よって価値が高く下がりにくいものを選びたいものです。

 

数ある不動産物件の中でも、タワーマンションは資産価値が下がりにくいと言われています。その理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

第一に挙げられることは希少性です。タワーマンションはその他のマンションと比べて歴史も浅く、全体の総数が多くありません。超高層タワーになればなるほど棟数は限られたものになります。さらに知名度と評価が高く、エリアを代表するランドマークとなれば将来のマンションの価値も高まります。

 

立地の面からの希少性もタワーマンションにはあります。タワーマンションはバブル経済崩壊後に、企業所有地を買い上げた敷地に建設されたものが多くあり、都心でありながら利便性の高い場所にあるものがほとんどです。駅前再開発事業の一環として計画されたタワーマンションは、駅至近のメリットはゆるぎない価値になります。

 

同じ専有面積と間取りでも、タワーマンションとそれ以外のマンションでは価値が違います。その理由には上層階からの眺望がありますが、もうひとつの理由は共用スペースにあります。タワーマンションは他に類を見ないような充実した共用エリアが附随しています。魅力的な施設やサービスがある分、価値も高くなるという訳です。

 

さらに安全面からの資産価値も高いと言われています。高層タワーマンションの耐震性、防災対策は徹底しており、非常に高い安全性が確保されています。東日本大震災後、湾岸エリアの高層マンションの人気は一時下落しましたが、それ以降タワーマンションは液状化対策、防災設備を充実させ、安全性は盤石なものになっています。

 

 

 

また、個性的な物件ほど資産価値は高まる傾向にあります。著名なデザイナーによる意匠が施されたマンション、大手企業が参画したマンション、有名建築家によるランドプランが施されたマンションなどです。タワーマンションは他とは違う個性的な特色を持つものが多く、そのような物件は資産として保有する価値があると言えます。

 

一般的にタワーマンションは大きな値崩れがしにくく、不況に強い資産です。「住んでよし・貸してよし・売ってよし」な住まいがタワーマンションであると言えるでしょう。