タワーマンションに住んでる人は経営者や士業の方が多い?

タワーマンションに住んでる人ってどんな人?

東京商工リサーチが2014年に行った「社長の住む街」調査によると、社長が多く住む街のトップは、東京都「港区赤坂」でした。過去の調査では1位と2位を占めていた「田園調布」と「成城」が10位以下に下落し、現在のベスト5は「赤坂」、「代々木」、「西新宿」、「南青山」、「六本木」となっています。

 

この調査でベスト5に選ばれた街に共通するのは、大規模開発がなされた街という点です。近年は都心部の大規模な再開発計画などにより、住みやすい都心部に高級タワーマンションが林立しました。調査の結果からは、企業経営者などの富裕層が、より居住性の優れた超高層高級マンション等に移り住んでいると言っても過言ではありません。

 

 

タワーマンションに住んでる人ってどんな人?

 

さて、タワーマンションは企業経営者の他には、どのような人に好まれ、どのような人が居住しているのでしょうか。

 

タワーマンションは下層階、中層階、上層階により分譲価格が変動します。上層階住戸の価格は、中層階の1.5倍から2.5倍、下層階住戸の価格の2倍から3倍になると言われています。よって、居住者もマンションの階層により多少の変化がみられるようです。

 

大手企業のサラリーマン、高額所得の経営者、医者、弁護士などの士業に携わる人まで、あらゆるアッパークラスの富裕層が、高級タワーマンションを好み多く住んでいます。テレビやメディアで活躍する著名人や芸能人、プロスポーツ選手なども多く、外資系勤務の人が多いのも特徴です。

 

間取りが画一なファミリー向けのマンションとは異なり、シングルタイプからプレミアムタイプまで、様々な家族構成、ライフスタイルに対応するものが用意されているので、一人暮らし、カップル、夫婦、家族と多種多様な入居者が暮らしています。

 

また近年は、海外投資家から外国人富裕層向け賃貸としてタワーマンションが選ばれることが増えています。立地や眺望の良さや利便性から、海外の富裕層からも高い人気が集まっています。

 

タワーマンションの賃貸向け住戸は、稀少性や入居の手軽さからも注目を集めています。ハイクラスなステイタス性、ラグジュアリー感、他にはない利便性を購入することなく味わえる手ごろ感が人気のポイントのようです。賃貸住戸の入居者は、サラリーマン、DINKSなどの夫婦、自営業者、SOHO等の自宅を仕事場にする人など様々です。

 

分譲住戸の入居者、賃貸住戸の入居者ともに、社会的ステイタスのあるホワイトカラー層が多いことは間違いないと言えるでしょう。